2016年1月1日金曜日

中国カタログ海軍力(1):2隻目の空母は5万トン級、奇妙な論理で苦し紛れの論法をすることをカタログ武器という

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 新しく建造中の空母はスキージャンプ方式だという。
 これでは離陸のときの速度がそがれてしまい、その結果搭載できる兵器が限定されてしまう。
 いまのところこの空母も「訓練用プラスα」くらいのようである。
 おそらくこの次はカタパルト方式が採用されるだろう。
 このとき、初めて中国空母は脅威になってくる。


フジテレビ系(FNN) 1月1日(金)13時56分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160101-00000556-fnn-int

 中国国防省、初の国産空母を建造中と公式に確認



 海洋進出を続ける中国が、初の国産空母を建造していると初めて公式に確認した。
 中国国防省のスポークスマンは、2015年12月31日の定例会見で
 「2隻目の空母開発を始めていて、現在設計建造中だ」
と述べ、中国初の国産空母を建造していることを、初めて公式に確認した

 この空母は、中国東北地方の遼寧省大連港で建造中で、排水量は5万トン級、通常の動力を使い、国産の航空機などを艦載機として使用するとしている。
 中国は、旧ソ連の空母を改造した「遼寧」を所有していて、2隻目の空母を所有することで、中国が人工島を造成している南シナ海などでの海洋進出をさらに強化し、アメリカの海軍力に対抗する狙い。



産経新聞 1月1日(金)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160101-00000004-san-cn

中国、初の国産空母 公式発表、2隻目5万トン級

 【北京=矢板明夫】中国国防省の楊宇軍報道官は31日の定例記者会見で、
 「中国の2隻目の航空母艦の研究開発を関連部署が進めており、すでに設計と建造の段階に入っている」
と述べた。
 2隻目の空母の建造については海外メディアなどに繰り返し報道されてきたが、中国国防当局が公式に確認した形だ。

 楊報道官は、2隻目の空母は遼寧省大連市で建造されており、排水量5万トンで通常動力装置を採用し、中国国産の艦載機を搭載するといった詳細も明かした。
 中国の1隻目の空母はウクライナから購入して改修した「遼寧」で、2012年に就役した。

 また、この日の会見で楊報道官は、中国人民解放軍総後勤部政治委員の劉源上将が定年を迎え、すでに退役したことを明らかにした。
 劉源氏は劉少奇元国家主席を父親にもち、習近平国家主席と同じ党内の派閥、太子党の中心人物の一人として知られる。
 軍内で郭伯雄・前中央軍事委員会副主席らを失脚させる反腐敗キャンペーンで大きな役割を果たした。
 全国人民代表大会常務委員会副委員長などのポストに転出するとの情報も一部党関係者の間で流れている。



サーチナニュース 2016-01-05 11:49
http://news.searchina.net/id/1598849?page=1

中国の空母は制空権取れなくても、
敵艦隊を沈められる
=中国メディアが奇妙な強気

 中国メディアの新浪網はこのほど、中国の航空母艦「遼寧」は今後、搭載する「J-15(殲-15)」は制空権を確保できなくとも、敵艦隊を沈められると主張する記事を掲載した。

 遼寧は2012年9月に、中国人民解放軍海軍に引き渡された。記事は
   「本当の戦力になるまでに5-8年間は必要との見方が多かったが、遼寧のこれまでの状況から予想を大幅に短縮するだろう」
と主張した。

 J-15については、現役の艦上戦闘機として唯一の重戦闘機と主張。
 米国のF/A-18やフランスのラファールと比べても遜色ないと論じた上で、米国のすでに退役したF-14やロシアのSu-33と比べればアビオニクスや空力性能で優勢であることは、さらにはっきりしていると強調した。

 パイロットについては、技術上最も困難は発着艦を取得するのに1、2年は必要なので、まだ人数が少ないが、絶え間なく増員していると論じた。

 航空母艦の能力を米国と比較すれば、米国が保有しているのは原子力空母で、しかも10隻があると指摘。
 そのため、米国との差は大きく、遼寧に米艦隊を撃破するだけの戦力を求めるのは客観的ではないと認めた。

 ただし、J-15の搭載機数を増やし、発着訓練を繰り返せば、海上における局部的な衝突に対応できると主張。
 「現在は一部国家が、海における中国の安全と国家主権に脅威を与える挑発を続けている」
と論じ、
 「中国が必要な時にわが方を犯す敵に対して果断に『光る剣』を抜けば、中国の空母は貴重な実戦の機会を持つことになる」
と主張。

 その場合、
 「大規模なJ-15の編隊で海上の制空権を完全に掌握する必要はない。
 艦隊の空から受ける脅威を『ゼロ』に近づければよい。
 水上艦が敵の海上目標を殲滅する。
 J-15に対艦ミサイルを搭載して、敵艦隊を海中に沈めてもよい」

と強調した。
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◆解説◆
 上記記事は、中国の空母艦隊(空母打撃群)が「必ず勝つ」と、かなり強弁しているように思える。
 空母艦隊とはそもそも海上を移動する航空兵力の基地であり、制空権を確保した上で、必要に応じて対地攻撃や対艦攻撃を行う存在だからだ。
 つまり、上記記事は
 「制空権を確保できない航空兵力基地ではあるが、敵を撃破できる」
と主張していることになる。

 なお、J-15はロシアの「Su-27」を改良した「J-11」シリーズの艦上戦闘機版。
 ロシア製または自国製のエンジンを2基搭載しており「重戦闘機」に分類されるのは上記記事の通り。
 ただし、搭載エンジンの信頼性に問題があり、
 中国が開発したエンジン1基搭載のJ-10はしばしば
 エンジン故障が原因と考えられる墜落事故を起こしている。

 そのため、中国にとっては、
 エンジン1基が故障しても機を失わない期待が持てる「J-11」シリーズを元に艦上戦闘機を開発せざるをえなかった
と言うこともできる



サーチナニュース 2016-01-09 09:01
http://news.searchina.net/id/1599297?page=1

中国最新鋭「054A」護衛艦をロシアに売るのは無理! 
中国メディアが断言、
理由は「劣っているから」


●写真は中国の054A護衛艦

 中国メディアの新浪網は7日、
  「中国の054A護衛艦をロシアに輸出する望みはなし。
 ロシア艦の戦力はわが方の先を行く」
と題する記事を発表した。

 「054」及び「054A」はミサイル護衛艦で「江凱型フリゲート」の呼び方がある。
 自衛隊は「ジャンカイ級」と、中国語読みに近いカタカナ表記を採用している。
 2005年に2隻の運航を始めた「054」には試験艦の性格があり、06年からは「054A」に切り替えて、現在までに22隻を運用するようになった。

 ロシア海軍は最近になり「22350型」フリゲートの試験航海に着手した。
 同艦は「アドミラル・ゴルシコフ級」フリゲートとも呼ばれている。
 新浪網は同艦の外観を「大型で鈍重で重い」旧ソ連が製造した軍艦とは一変したと評価。
 単に軽快に見えるようにしたのではなく、船体にステルス性を持たせた結果と評した。
 同艦はM90FRガスタービンエンジン2基と10D49ディーゼルエンジン2基を備えており29ノットを出せる。
 基準排水量は4500トンで、航続距離は4000海里だ。
 新浪網はアドミラル・ゴルシコフが4方に向けたフェーズド・アレイ・レーダーを搭載していることに注目。
 「ロシアとして米国のイージスに相当するシステムを具えている初の軍艦。
 ロシア海軍の発展が新たな時代に入ったことを意味する」
と評した。

 中国ではこれまで、
 「自国が作った054A護衛艦をロシアに輸出できる可能性がある」
との論調があった。
 しかし新浪網はゴルシコフ級を見る限り
 「054A護衛艦を輸出できる可能性はほとんどゼロ」
と断じた。
 記事は、ゴルシコフ級はステルス性やイージスに匹敵する防空システムを具えており、戦闘能力および総合力も中国の「054Aの先を行く」と指摘。
 さらに、ロシアがこれまで先進的な軍艦を建造してこなかった理由について
 「技術力がなかったのではなく、資金に欠けていた」
と説いた。

 つまり、ロシアが予算を割いても先進的な軍艦が必要と判断すれば自らが作ればよい話で、中国製を輸入する必要はないという。 



サーチナニュース 2016-01-12 08:35
http://news.searchina.net/id/1599403?page=1

日本の最新型ミサイル「どんな盾でも突き破れる矛」
中国にとっては脅威

 「矛盾」という言葉は中国の韓非子の故事に基づく言葉だ。
 故事にあるとおり、どんな盾をも突き破れる矛と、どんな矛でも突き破れない盾とは同時に存在しないものだ。
   だが、中国メディアの網易は5日、
 日本で完成間近の最新型ミサイルは、
 「どんな盾でも突き破れる矛」となり得る
と論じている。

 防衛省技術研究本部が完成を目指す
 最新型の対艦ミサイルは「XASM-3」
と呼ばれる。
 マッハ3の超音速で目標に接近可能で、ステルス性があるため発見されるまでの時間を遅らせることができる。

 つまり、海上艦隊にすればミサイルが接近していることに気づきにくく、気づいたとしてもマッハ3という速度で接近するため迎撃時間はわずかしかないことを意味する。
 記事は「XASM-3は人類最強のミサイルだ」
としたうえで、中国にとっては脅威であるとの見方を示した。

 では中国にとってXASM-3は具体的にどのような形で脅威になるのだろうか。
 仮に中国と日米が戦争 に突入した場合、中国にとって宮古海峡は太平洋に出て交戦するための最も重要な航路となる。
 そして宮古島に現在配備されている地対艦ミサイルでは中国軍の宮古海峡通過を阻止できないとする分析もあるなか、「」ならば確実に阻止できる力があると記事は指摘している。

 さらに記事は、中国海軍の「中国版イージス」とも称される052D型駆逐艦について、XASM-3による集中砲火は、空母を含む052D型駆逐艦を殲滅させることが基本的に可能になると指摘している。

 XASM-3は現在のところ「どんな盾をも突き破れる矛」となれるポテンシャルを持つようだ。
 平和を求める一方で、兵器開発にしのぎを削るという矛盾は今後も存在し続け、兵器開発競争は近い将来「どんな矛でも突き破れない盾」を生み出すかも知れない。


サーチナニュース 2016-01-16 15:35
http://news.searchina.net/id/1599908?page=1

「尖閣上陸作戦」なども念頭か 
中国海軍で新型の「戦車揚陸艦」を配備=中国メディア

 中国・人民日報系のニュースサイト「人民網」によると、中国海軍東海艦隊が新型の坦克登陸艦(戦車揚陸艦)「天目山」の運用を始めたことが分かった。
 人民網は上陸作戦能力が目に見えて向上すると強調した。
 東海艦隊は中国海軍の三大海軍のひとつで、台湾周辺や尖閣諸島を含む東シナ海を担当海域とする。

 天目山は全長119.5メートル、幅16.4メートル、最大排水量5008トン、最高速度は20ノットという。
 大量のヘリコプターと戦車、水陸両用車、兵員を上陸地点にまで輸送する役目を果たす。
 車両としては最新式主力戦車の99式、さらに96式戦車、04式歩兵戦闘車を搭載できるという。

 記事は、
 「わが国は過去には、中小の揚陸艦しかなかった。
 主に人員を上陸させるためのもので、立体的な上陸作戦と遠距離への機動力という目標には遠く及ばなかった」
と説明。
 ヘリコプターも搭載でき、通信能力も向上した「天目山」の出現で、中国軍の上陸作戦は大きく変化すると論じた。

 記事は、中国人民解放軍軍事科学院の研究院でもある杜文龍上級大佐の解説も紹介。
 杜上級大佐によると「戦車揚陸艦」は中国海軍独自の概念という。
 米海軍の強襲揚陸艦は、航空母艦に準じる設計思想を持ち、たとえばワスプ級の場合、F-35B戦闘機を離着艦させることもできる。

 中国の「戦車揚陸艦」は航空戦力の点で米国の強襲揚陸艦に比べて劣っており、現状では「数で質の不足を補う」段階という。
 杜上級大佐は、中国が同型艦を多く建造する可能性を示唆した。



サーチナニュース 2016-01-18 15:19
http://news.searchina.net/id/1600020?page=1

「中国の新空母、世界の安全のために絶対必要」香港メディア

 中国メディア・環球時報は16日、現在建造中であることが明らかにされた中国2隻目の空母について、香港メディアのサウス・チャイナ・モーニングポストが15日に
 「国際的な安全を守る。中国にとっては絶対必要」
とする文章を掲載したと報じた。
 
 記事は、空母が遠距離ミサイルや核兵器、宇宙探索と同様に世界的なステータスを示す象徴としての意味を持つ以上に、国内外の利益を保護し、地域の安定や国際平和を守るうえで重要な役割を果たすと説明した。

 そのうえで、中国初の空母「遼寧」はおもに訓練用であること、
 現在建造中の空母も国産ではあるものの、中国の大型艦艇の設計、建造技術は米国などの先進国にまだまだ劣ると指摘。
 昨年5月に同国が初めて出した国防白書に盛り込まれた「積極的に地域や世界の安全協力に参加する」との文言を実現するには更なる時間を必要とすると論じた。

 そして、
 「今後数十年にわたり、中国はより多くの空母を建造することになる」、
 「中国が海洋強国になりたければ、空母は必須。
 中国の台頭を憂慮するライバルや隣国にとって脅威に見えるかもしれないが、中国政府はグローバルな成長や発展に向けた目標を明確に示しているのだ」
と主張した。

 中国政府・国防部は昨年12月31日、2隻目の空母を大連で建造していることを明らかにした。
 すでに以前より国外メディアによって空母建造の情報が衛星写真付きで伝えられていたことから「予想どおり」といった感があるが、中国政府が公式に建造を認めたのはこれが初めてだ。
 政府が認めたことにより、中国国内メディアが堂々と空母建造について報じ、その正当性や意義について論じる記事を続々と掲載し始めている。
 今回の記事もその1つといえるだろう。


サーチナニュース 2016-01-19 07:35
http://news.searchina.net/id/1600066?page=1

完全掌握だ! 
中国は空母建造に必要となる技術は「すべて掌握」

 中国の空母「遼寧」は旧ソ連が建造に着手したもので、中国が買い取ったうえで改造したものだ。
 もともとワリヤーグという名称だったが、中国初の空母として就役させるにあたり、「遼寧」と命名した経緯がある。

 中国が現在、中国国産の空母を遼寧省大連市で建造中であることについて、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国はすでに空母建造に必要となる技術はすべて掌握したと論じる記事を掲載した。

 記事は、遼寧省で建造中の空母について、艦載機の発艦にはスキージャンプ方式が採用されているとしながらも、
 「空母建造に必要となる技術はすべて掌握した」としたうえで、建造中の空母は特にワリヤーグと比べて艦橋およびその周辺で大きな進歩が見られると論じた。

 続けて、艦橋は軍艦にとっての指揮所にあたり、各種通信設備などが集中して存在する場所だと指摘。
 甲板の面積はできるかぎり艦載機のために使いつつも、各種設備をコンパクトに収める必要があるため、艦橋の設計には高い技術が求められると論じた。

 さらに記事は、遼寧艦の改造や各種テストや訓練を通じて、
 中国はすでに「旧ソ連時代における艦橋の技術は完全に掌握した」
と主張。
 米国は中国が艦橋技術を掌握したことを快く思っていないとしたほか、ロシアは中国が空母技術を学び取ってしまうことに懸念を抱いていると論じた。
 続けて、中国が建造している国産空母の艦橋は遼寧艦のものと外観が大きく異なっていると指摘し、これは
 「中国が艦橋の設計、建造に必要な技術を完全に獲得したことを意味する」
と主張した。


レコードチャイナ 配信日時:2016年1月31日(日) 5時0分  
http://www.recordchina.co.jp/a128112.html

日本には「そうりゅう」があるから中国は艦船をいくら増やしても無駄?
=「そうりゅうは中国の空母にとって一番の脅威」―中国ネット

 2016年1月29日、中国の掲示板サイトに、「日本にはそうりゅうがあるから中国は艦船をいくら増やしても無駄」と題するスレッドが立った。

 スレ主は、
 「中国の対潜能力は弱すぎるから、日本のそうりゅうに対抗することは難しい」
と指摘。
 中国がいくら艦船を増やしても無駄だと主張した。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「でも中国には核兵器がある」
「俺たちは水爆で日本を世界地図から抹消できるんだぞ。
 そうりゅうなんて上陸して投降するほかはないだろ」

「潜水艦は防御性の高い武器だ。 
 攻撃性の武器は空母、爆撃機、核兵器だ」
「中国には原子力潜水艦というものがあるのを知らないのか?」

「どの通常動力型潜水艦も原子力潜水艦にはかなわない。
 どんなにゴミな原子力潜水艦でも、通常動力型潜水艦を相手にすれば遊びも同然」
「現代の戦争は、複数の兵器を立体的に使用するんだ。
 1種類の兵器だけ進んだ武器では意味がない」

「なんて恐ろしいんだ。俺はもう両足を挙げて降参だ」
「中国が日本の対潜能力を超えるのにあと5年から10年かかるだろう」

「そうりゅうが通常動力型潜水艦で最強なのは周知の事実。
 そして中国の対潜能力が低いのもまた事実。
 そうりゅうは中国の空母にとって一番の脅威になるだろう」







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