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サーチナニュース 2016-01-24 22:17
http://news.searchina.net/id/1600595?page=1
「Y-20」の完成で、
中国は「戦略的空挺部隊」の運用が可能に=中国メディア
中国メディアの新浪網は21日、中国が開発を続けてきた
「Y-20(運-20)」輸送機が、すでに完成段階になったとして、中国は戦略的空挺部隊の運用が可能になった
と主張する記事を掲載した。
現在、世界最大の軍用輸送機は
★.米国のC-17で、最大積載量は77.5トンで
搭載物がない場合の航続距離は9815キロメートルだ。
★.Y-20は最大積載量が66トンで、
積載物がない場合の航続距離は7800キロメートル
とみられている。
一方、日本の航空自衛隊が運用するC-1は最大積載量が8トンで、積載物がない場合の航続距離は2400キロメートル、
★.2016年に運用が始まるとされるXC-2は最大積載量が30トン程度で12トン搭載時の航続距離は6500キロメートルだ。
Y-20が想定通りの性能を発揮するとすれば、世界有数の輸送機ということになる。
Y-20は少なくともすでに6機が存在することが確認されている。
さらに中国は、輸送機用のターボファンエンジンの「WS-20(渦扇-20)」の開発を続けてきた。
中国が保有するIl-76を利用した試験機がWS-20を搭載して飛行する姿も目撃されており、これまでに完成したY-20も、WS-20への換装が始まったとの見方があるという。
記事は、米軍はC-17を導入したことで、世界各地への空挺部隊の投入が可能になったと指摘。
中国もY-20を100機保有すれば、例えば
「中東地域にも1個師団の兵力を送ることが可能になる」、
と論を展開した。
記事はさらに、Y-20はパキスタンへの輸出も考えられると主張。
パキスタンが現在保有している大型輸送機は空中給油機Il-78を改造した1機のみだ。
大型輸送機を製造する国は、パキスタンへの売却に応じてこなかったという。
新浪網は、2008年に四川大地震が発生した際、パキスタンはたった1機のIl-78を使って医療スタッフや支援物資を急送してくれたと指摘。
中国とパキスタンには「鉄の団結」があり、パキスタンがY-20の売却を求めるならば、中国には応じない理由がないと主張した。
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サーチナニュース 2016-01-26 10:09
http://news.searchina.net/id/1600750?page=1
「実はこんなに差があった!」、
中国メディアが日本と中国の空軍の実力を比較
中国の軍事メディア・強国網は19日、日本と中国の航空戦力の比較を行い
「これほどまでに大きな差があった」
として中国に優位性があると論じた記事を掲載した。
記事は、
日中両国が仮に戦闘状態に入ったばあい、地上戦ではなく空中戦になると説明。
そのうえで、日本のF-2、中国の殲-11(J-11)・殲-10(J-10)を第4世代(中国の数え方では第3世代)戦闘機にとして比較し、
「中国は完全に戦闘機の設計・生産技術を掌握しているが、
日本は一部の技術で世界をリードするも戦闘機の設計・生産技術を完全に掌握はできていない」
と評した。
そして、
「空気動力の設計」、
「構造と材料」、
「電子システム」、
「動力システム」
の4点を挙げて
★.「日本は工学設計の経験が不足しており、F-2の設計はF-16を模倣するなど、米国に依存している」、
「日本の複合材料技術は先進的だが成熟しておらず、製造した翼に亀裂が生じた。
中国はロシアの先進技術を導入するとともに、複合材料技術が成熟している」、
「中国は先進的なターボファンエンジンを自前で設計できるが、日本にはできない」
などと論じた。
さらに、日本は基礎工業力、とくに電子工業分野の重厚な基礎によって航空電分野で相当な優位性を持っているとする一方、ソフトウェア設計技術が中国より劣っており、飛行機を開発する能力がないと解説。
中国の空軍技術は急成長しており、依然として米国の後塵を拝しているものの、全面的に米国を超越する日はそう遠くないと締めくくった。
記事で取り上げられたF-2はふつう第4.5代戦闘機にカテゴライズされる。J-11とJ-10はもともと第4世代戦闘機であり、第4.5代戦闘機にグレードアップしたのがJ-11BとJ-10Bだ。
なお、現在ではステルス性が必須とされる第5世代戦闘機の開発競争が繰り広げられている。
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サーチナニュース 2016-02-01 13:45
http://news.searchina.net/id/1601317?page=1
空自が「第9航空団」を設立
中国で「周辺国はすべて反中、
経済も落ち込み
どうすりゃいいんだ」の声
中国メディアは1日、日本の航空自衛隊が1月31日に沖縄・那覇基地に新たに「第9航空団」を編成したと相次いで報じた。
いずれも、東シナ海における中国の活動に対抗するものと紹介した。
中国版ツイッターの微博(ウェイボー)でも同件は紹介され、多くのコメントが集まった。
「いいね」が最も多いのは「周辺国はすべて反中、経済も落ち込み、どうすりゃいいんだ」との書き込みだ。
航空団の新設は51年ぶりだ。
中国メディアは、F15戦闘機部隊を40機に倍増して中国に対抗などと紹介した。
中国で安倍政権に対しては「理不尽にも中国に敵対している」との見方が、ほぼ定着している。
ただし、大手ポータルサイトの新浪網が、自ら運営する新浪微博に同話題を掲載したところ、ユーザーのコメントでは、日本に対する対抗心、あるいは一方的な非難、罵倒よりも、自国の現状について悲観的な意見が多くの「いいね」を集めた。
A].最も支持されているコメントは、まず
「策略もなく、国力も民生も顧みず、いたるところで武威を発揚した結果、
周辺の国や地域は、
(中国に対して)非難できることは非難し、
非難すべきでないことも非難するようになった」
と主張。
結果として
「今は、
米・日・オーストラリア・香港・台湾・ベトナム・フィリピン・インド・ミャンマー・北朝鮮
は全部われわれに反対している。
国内では経済もいよいよ下落。
どうすりゃいいんだ」
と、極めて悲観的な内容だ。
B].「いいね」が2番目に多いのは
「党の国家、党の軍。
私は一介の貧乏人で、この党による支配体制の中で、わずかばかりの金銭をどうやって稼げるか考えるだけ」
と、やはり冷めた見方を披露した書き込みだ。
他にも
「私に何の関係がある。
私の関心は、株がいつ値上がりするか、不動産価格がいつ値上がりするかだけだよ」
「党と国の事だよ」
との意見もある。
書き込みからは、
不景気と自らの生活が大きな関心事で、「愛国どころではない」という雰囲気も漂う。
「小日本の軍刀(注:自衛隊の軍事力を指す)がどんなものかは知らないが、
彼らの特殊車両(軍用車)が、いたるところで規則を無視して力ずくで思いのままに道路を走って庶民を圧迫するようなことはしないことは間違いないね」
といった、
自国の軍に対する不信感を示すコメントも「いいね」の獲得で上位だ。
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