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[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版] 2016年01月14日10時27分
http://japanese.joins.com/article/769/210769.html?servcode=A00§code=A10
日本の北海道大学と東北大学がフィリピンなどアジア8カ国と共同で最大50基の超小型衛星を打ち上げる計画だと日本経済新聞が13日報道した。
アジア諸国を対象にした日本の宇宙開発事業が本格化しているという分析が出てくる。
この新聞によれば北海道大、東北大は
フィリピン・ベトナム・インドネシア・マレーシア・ミャンマー・バングラデシュ・タイ・モンゴル
など8カ国の関連部署および大学
と超小型衛星発射に関する了解覚書(MOU)を締結した。
最大50個の超小型衛星を打ち上げて、宇宙でアジア地域を常時観測する体制を構築する。
超小型衛星は大きさが約50センチで重さは50キロ程度、
大型衛星の約20分の1に該当する。
1基あたりの製作費は3億円程度だという。
日本が自主開発したロケット「H2A」や国際宇宙ステーション(ISS)から直接発射する。
各国は地上300~500キロ軌道で超小型衛星を発射して相互情報を共有することによって豪雨や河川の氾濫現場を観測し、災害復旧活動などに活用する。
※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。
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https://www.youtube.com/channel/UCykR...
●フィリピン初の人工衛星が完成! フィリピン人大喜び『涙が溢れてくる』 - 日本と共同開発
フィリピン政府は北海道大学・東北大学と共同で、超小型人工衛星「DIWATA-1号機」を開発しました。
「DIWATA」とは、フィリピン語で「妖精」の意味だそうです。
「DIWATA-1号機」の大きさは、縦55㎝、横35㎝、高さ55㎝、重さ約50kg。
用途は、農地の利用状況など国土の管理や、災害時の被害状況の把握などで、フィリピン初の人工衛星となります。
地球周回軌道への投入は国際宇宙ステーション(ISS)を利用して行います。
まず、今年の3月にアメリカの無人補給機でISSへ運び、その後、早ければ4月に日本の実験棟「きぼう」から宇宙空間へ放出します。
2号機の分と合わせた開発費用、約8億円はフィリピン政府が負担し、フィリピンから日本への留学生が参加する形で開発が行われました。
今後を担う若手に技術を習得させる狙いもあったようです。
初の人工衛星「DIWATA-1号機」の完成に、フィリピン人は大喜びです。
そんなフィリピンの反応を紹介します。
いま、アメリカを中心として、超小型人工衛星のビジネスが急速に立ち上がりつつあります。
電子部品の小型化・高性能化によって、十分な性能の超小型人工衛星を低コストで開発できるようになってきたからです。
開発途上国にとっても、自前の人工衛星を持てる環境が整ってきたわけです。
実際、50kg以下の超小型衛星を打ち上げた国や地域は、2012年に26だったのが、2014年には45に増えています。
こうした流れを受けて、北海道大学と東北大学では他のアジアの途上国にも呼びかけて、
今後50機の超小型人工衛星を打ち上げたい、
としています。
また、東京大学発のベンチャー企業アクセルスペースも、地上定点観測用の超小型人工衛星を今後6年で50機打ち上げる予定です。
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