2016年2月7日日曜日

北朝鮮ミサイル:人工衛星打ち上げ成功、9分29秒後に地球周回軌道に、韓国二股コウモリ外交の終焉か?

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レコードチャイナ 配信日時:2016年2月7日(日) 12時20分
http://www.recordchina.co.jp/a128634.html

北朝鮮ミサイル発射
=韓国ネット「韓国政府は安全保障を叫ぶだけで何も行動しない」
「北は厳しい制裁を受けることになる」


<<記事がない>>





レコードチャイナ 配信日時:2016年2月5日(金) 18時30分
http://www.recordchina.co.jp/a126962.html

韓国軍「北朝鮮のミサイルを迎撃する」と発表も、
今の軍備ではほぼ無理
=韓国ネット「恥ずかしくて倒れそう」
「口で戦争してるみたい」

 2016年2月4日、北朝鮮の長距離ミサイルが韓国の領土・領海に侵入した場合は迎撃するとの方針を韓国国防部が発表したが、
 韓国軍の現在の設備では迎撃はほとんど不可能だと、
韓国・ニューシスなど複数のメディアが報じた。

 不可能とされる理由はこうだ。
 北朝鮮が予告する範囲にミサイルが発射された場合、
 韓国西岸の黄海上で、その高度は上空150〜180キロに達するとみられる。
 しかし韓国軍が保有する地対空ミサイル・パトリオット(PAC−2)の迎撃可能高度は15キロ
 北朝鮮のミサイル高度にはまったく届きそうにないのだ。
 「迎撃する」と発表した国防部ももちろんこの不都合を認識しており、会見では
 「限定された範囲にはなるが最大限の努力をしている」
とし、
 高度が低かった場合に限り迎撃が可能と事実上認めている。 

この報道に、韓国のネットユーザーから次のようなコメントが寄せられた。

「口を開けばうそばかり」 
「恥ずかしくて倒れそう」 
「落ちてくるミサイルの殻を、その高価なミサイルで撃墜するということか。
 政府にはずいぶんお金が余っているみたいだ」 
「迎撃できると切に祈れば、迎撃できます」 

「軍首脳部の皆さん、もうちょっと考えて仕事して」 
「いつも非現実的なことしか言わない。
 理性でなく感情でしか対応できないみたいだ。
 だから国民に見捨てられるんだよ」 
「朴槿恵(パク・クネ)大統領:拡声器の出力をウルトラ最大限にして空に向ければ、撃墜できます」 

「拳銃の弾を空気銃で撃つようなもの」 
「大きな口をたたくことにおいては、たぶん世界一だね」 
「口で戦争してるみたい。
 こんなアマチュア軍人の国防なんて、とうてい信じられない。
 とにかく戦争が起こらないことを願うしかない」



聯合ニュース 2016年 02月 07日(日)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2016/02/07/0300000000AJP20160207003000882.HTML

韓国軍「北の発射体、軌道進入と推定」=発射成功か

【ソウル聯合ニュース】
 韓国軍は7日、北朝鮮が発射した事実上の長距離弾道ミサイルの発射体が軌道に進入したと分析した。
 軌道進入したとすれば、今回の発射が成功した可能性が高くなるとみられる。
 軍関係者は「発射体の機能が正常に働くかはさらなる分析が必要」と説明した。



聯ニュース 2016年 02月 07日(日)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2016/02/07/0300000000AJP20160207003600882.HTML

北朝鮮「光明星4号、軌道進入に完全成功」

【ソウル聯合ニュース】
 北朝鮮の国家宇宙開発局は7日、「地球観測衛星の光明星4号を打ち上げることに成功した」と発表した。
 軌道進入に完全成功したという。


●北朝鮮が2009年に打ち上げた「光明星2号」=(聯合ニュース)



聯合ニュース 2016年 02月 07日(日)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2016/02/07/0300000000AJP20160207003700882.HTML

北朝鮮ミサイル 射程5500キロ以上のICBM級か

【ソウル聯合ニュース】
 韓国の国会国防委員会の野党幹事を務める「共に民主党」の尹厚徳(ユン・フドク)議員は7日、北朝鮮がこの日衛星打ち上げを称し事実上の長距離ミサイルを発射したことについて、
 韓国軍は衛星運搬ロケット「銀河3号」級の大陸間弾道ミサイル(ICBM)と判断している
と伝えた。
 国会で開かれた同党の緊急会議で、合同参謀本部から報告を受けたとして明らかにした。

 尹氏は3段ミサイルと推定されると説明。
 1段目は北朝鮮に近い黄海の白ニョン島付近、
 2段目は済州島の西南方、
 3段目はレーダーから消えて確認できず、米国側と確認を進めているとした。
 射程距離は5500キロから1万キロとされ、銀河3号級と推定されるという。

 また、航空機との衝突や残骸の落下による被害はなく、ミサイルは韓国の領海と領空を飛行していないと判断しているという。



フジテレビ系(FNN) 2月7日(日)13時2分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160207-00000661-fnn-int

北朝鮮「ミサイル」発射 
米政府「宇宙空間に到達したとみられる」

 北朝鮮は、7日午前9時31分、事実上の弾道ミサイルを南の方向へ発射した。
 アメリカ政府は、ミサイルが宇宙空間に到達したとみられると明らかにした。
 アメリカ国防総省は、北朝鮮のミサイルが、宇宙空間に到達したとみられるとし、今後、ミサイルの弾頭や、打ち上げ能力などをくわしく分析する方針。
 また、ライス大統領補佐官は声明で、
 「地域を不安定にさせる挑発行為であり、国連安保理決議への明らかな違反だ」
と強く非難したうえで、日本などの同盟国を守るために、あらゆる手段をとると述べた。



ロイター 2016年 02月 7日
http://jp.reuters.com/article/nk-missile-idJPKCN0VG00J?sp=true

北朝鮮ミサイルが沖縄上空通過、
5つに分離後1つは飛行継続

[東京 7日 ロイター] -
 北朝鮮は7日午前、北朝鮮西岸から南の方向にロケットを発射した。
 日本政府によると、ロケットは5つに分離し、4つが洋上に落下、1つが南に向かって飛行を続けたという。

 北朝鮮の予告通りに沖縄県上空を通過したものの、部品などが日本に落下する恐れはないとして、自衛隊が破壊措置を実施することはなかった。

 安倍晋三首相は官邸で記者団に
 「北朝鮮に対しては、繰り返し自制を求めてきたが、今回のミサイル発射は断じて容認できない。
 核実験に続き、明白な国連決議違反であり、国際社会と連携して、毅然として対応する」
と述べた。

 日本政府は国家安全保障会議を招集。
 菅義偉官房長官は会見で、北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議したことを明らかにした。
 中谷元防衛相は防衛省内で幹部会議を開き、日本領域内の落下物や被害の有無を確認するとともに、警戒監視を継続するよう指示を出した。

 日本政府によると、
 北朝鮮は午前9時31分ごろに西岸から沖縄県地方の方向にロケットを発射。
 約10分後に沖縄県上空を通過して太平洋に抜けた。
  飛行ルートは、2012年12月に打ち上げた3段ロケットのテポドン2改良型(射程距離1万キロ以上)とほぼ同じコースをたどった。

 発射されたロケットは5つに分離。
 これまでに4つの落下物が確認されている。
 1つ目は午前9時37分ごろに朝鮮半島の西150キロの黄海上、
 2つ目と3つ目は午前9時39分ごろに朝鮮半島の南西250キロの東シナ海上、
 4つ目が日本の南約2000キロの太平洋。
 4つ目のみ予告範囲外に落下したとみられるという。
 5つ目の物体は南に向けて飛行を続けた。

 米政府関係者によると、ロケットの一部は宇宙空間に到達したようだという。
 北朝鮮が狙いどおりに「人工衛星」を周回軌道上に投入できたかは不明。

 日米韓政府が事実上の弾道ミサイルとみなす北朝鮮のロケット発射は、2012年12月にテポドン2改良型を打ち上げて以来。
 国連決議違反として、国際社会が厳しい制裁に動く可能性がある。

 北朝鮮北西部の打ち上げ施設でロケット発射の兆候がみられた1月末以降、周辺諸国は警戒を強めてきた。
 北朝鮮は2月8日から25日の間に「人工衛星」を発射すると予告していたが、6日になって7日から14日に前倒した。
 日本はイージス艦を東シナ海や日本海に、地上配備型の迎撃ミサイル「PAC3」を沖縄県などに展開して不測の事態に備えていた。

 北朝鮮は1月6日、水爆と称して4回目の核実験を実施した。



日本テレビ系(NNN) 2月7日(日)14時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160207-00000045-nnn-int

北朝鮮が特別重大報道「打ち上げ成功」



 北朝鮮は7日昼過ぎ、朝鮮中央テレビを通じて「特別重大報道」を行い、金正恩第1書記が命令を下し、人工衛星の打ち上げに成功したと発表した。
 朝鮮中央テレビ「地球観測衛星『光明星4号』を軌道に進入させることに完全に成功した」
 朝鮮中央テレビは、日本時間7日午後0時半から「特別重大報道」を行い、金第1書記が書類に署名する様子を写真で報じた。金第1書記の署名が入った書面には、6日の日付で「党中央は衛星発射を承認する」と書かれている。
 発表では、ミサイルの発射について「平和的な宇宙利用の権利を堂々と行使したものだ」と正当化した上で、「今後もさらに多くの衛星を打ち上げる」として、長距離弾道ミサイルの開発を続ける姿勢を明らかにした。

 一方、韓国軍関係者は「ミサイルは軌道に正常に進入したと推定される」との分析を明らかにした。
 ただ、北朝鮮が主張するように人工衛星としての機能を持っているかどうかについてはまだ判断できないとして、軌道に進入した物体が信号を発信しているかどうか確認を進めている。



産経新聞 2月8日(月)10時22分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160208-00000509-san-kr

北ミサイル発射 打ち上げ成功か? 
2つの物体が地球の周回軌道上に
…米国防総省がCNNに明かす



 【ワシントン=青木伸行】
  米CNN(電子版)によると、米国防当局者は8日までに、北朝鮮が発射した長距離弾道ミサイルの何らかの2つの物体が、地球の周回軌道に乗っていることを明らかにした。

 2つの物体が、北朝鮮が主張する「衛星」なのか、ミサイルの残骸などであるかは不明。
 米コロラド州の北米航空宇宙防衛司令部(NORADO)は、2つの物体の軌道傾斜角は97・5度だとしており、それぞれに「41332」と「41333」の衛星カタログ番号を付けた。



ニューズウイーク 2016年2月8日(月)19時00分
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/post-4489.php

北朝鮮のミサイル発射は、
アメリカのアジア防衛網構築の弾みに
金正恩の放った矢はアジアの軍事バランスにきしみを生み出した

 北朝鮮が7日、事実上の長距離弾道ミサイル打ち上げを強行したことをきっかけに、米国のアジアでのミサイル防衛構築が加速する可能性があることが、米政府高官やミサイル防衛専門家の話で分かった。
 米軍のアジアプレゼンスが拡大すれば中国との関係が一段と緊迫化しかねない。

 先月の核実験に続いてのミサイル発射を受けて、米政府は同盟国の日本と韓国に対して、両国防衛へのコミットメントをあらためて確認。

 北朝鮮のミサイル発射から数時間後、米韓は共同声明を発表し、最新鋭の地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の朝鮮半島への配備問題について、公式協議を開始する、と発表した。

 韓国はこれまで、最大の貿易相手国である中国を怒らせることを懸念、THAAD配備の可能性を公式に議論することは差し控えていた。

 米韓共同声明を受けて、南シナ海での人工島造営をめぐって米国との関係がぎくしゃくしている中国は、さっそく「深刻な懸念の意」を表明。
 THAADのレーダーが自国領内に及ぶ可能性があることに、警戒感を露わにした。
 中国外務省の華春瑩報道官は「安全保障を追求する場合には、他国の安全保障上の利益を損なうべきではない」と述べた。

■THAAD配備に追い風

 ある米政府高官は、北朝鮮のミサイル打ち上げを受けて危機感が高まった結果、これまでTHAADに慎重だった韓国政府の一部勢力も折れる可能性があり、
 韓国にとって大きな転機となる
との見方を示した。

 日本では、菅義偉官房長官が8日、記者団に対して、THAADの配備に関する具体的な計画はないと述べた。
 ただ、新たな軍備の導入は日本の能力増強につながると防衛省は認識している、とも付け加えた。

 米ロビー団体「ミサイル防衛擁護同盟(MDAA)」の創設者であるリキ・エリソン氏は、北朝鮮のミサイル打ち上げを受けて、日本のTHAAD配備気運が高まる可能性がある、との見方を示している。

■威力には疑問符、象徴的意味合いか

 ただ専門家からは、北朝鮮が発射したような長距離ミサイルに対して、THAADがどの程度有用なのか疑問視する声もある。
 短・中距離弾道ミサイルに対する威力はすでに確認されているが、米国防総省も、長距離ミサイルに対する効果はまだ実験していないと認めている。

 「憂慮する科学者同盟」のミサイル専門家、デイビッド・ライト氏は、THAADは7日発射されたようなロケットは迎撃できないが、配備すれば韓国国民を安心させる効果がある、と指摘。
 「ミサイル防衛とは、同盟国とその国民に安心感を与える意味合いが大きい」
と語った。


 (Andrea Shalal記者、David Brunnstrom記者 翻訳:吉川彩 編集:吉瀬邦彦)

毎日新聞 2月9日(火)11時33分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160209-00000031-mai-int

<北朝鮮「ミサイル」>分離後の1段目は回収恐れて自爆

 【ソウル米村耕一】韓国国防省は9日、北朝鮮が強行した事実上の長距離弾道ミサイル発射に関する分析結果を発表した。ロケットの長さや直径などの形状は、2012年12月に発射したものと一致したという。
 1段目が分離後に約270個に分かれて落下したのは、韓国軍などによって回収されるのを防ぐため、自爆装置が作動したとみている。聯合ニュースが伝えた。

 分析によると、1段目、2段目、搭載された衛星と全てが正常に分離され、
 衛星は発射から9分29秒後に地球周回軌道に乗った
 打ち上げから衛星を軌道に乗せるまでの軌跡も12年の発射とほぼ一致しているという。
 射程は1万2000キロほどの能力を持つと推定している





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